現パロで左近←乱太郎からの左近乱。
愛があまってものすごい気合い入れて左近に告白したけど
「無理。俺ホモじゃないし、困る。」
とバッサリフられる乱太郎。
自分だって別にホモじゃない。いやでも実際男を好きになった訳だからホモって事になるんだろうか、うーん。ビミョー!
「すみませんでした!忘れて下さい!」
色々居たたまれなくてとりあえず逃げ出す乱太郎。
認めたくないものだな…自分自身の、若さ故の、過ちというものは…
なんかそんなシャアアズナブルーな気持ちで枕を濡らす乱太郎。後悔したってもう遅い。時間は元に戻せない。
そりゃカワイイ女の子ならいざ知らず男に愛をぶっちゃけられたところで嬉しい筈もないだろうよ。そりゃ困るだろうよ。
でもほんとうに好きだった
ちゃんと恋だった
後先考えず好きだから好きと伝える事が相手を困らるなんて思いもつかないくらいあの人の事でいっぱいいっぱいになっていた
「…い、良いんだ、別に叶うとは、思ってなかったし、だいじょうぶ、…うあ゛ーん!!!!」
今は悲しいけどいつかこの気持ちも消化出来る…と良い、
こんな事もあったななんて思い出して笑える日が来るかもしれない(むしろ羞恥のあまりもんどりうってゴロゴロするかもしれない)
だから今はちょっと泣かして
そんな感じのかわいいそうな乱太郎はどこで見られますか?
そして乱太郎の告白をズババッと切り捨てた当の左近は左近でなんかずっとピリピリその事引きずってる。し、夜な夜な夢にも見る。
あの時告白してきた乱太郎の真剣な眼差しとか高揚した頬の赤さとかべそかきながら逃げ去った後ろ姿とかとかとかとか、
思い出すと胸が熱くて苦しい、しかも日増しに何故あんな酷い事を言ってしまったんだと後悔し始める。
断るにしたってもっと言いようがあったとか
まっすぐただ純粋に向けられた好意を俺ははあんな言葉で踏みにじったんだとか
グダグダ後悔する。
後悔しながらだんだん自分が乱太郎の事ばっか考えてる事に気付く。
学園で乱太郎を見かける度にドキドキしてる自分に気付く。
最終的にいつの間にか乱太郎のことを好きになってる自分に気付く。
「―――おい!猪名寺!猪名寺乱太郎!」
「え、あ、げーーー!川西先輩!」
「こら逃げんな!」
「お願いしますほんと勘弁してください!」
「うるせー聞け!お前にはきっちり責任とらせる!」
「せ、責任て、そこまで、!そんな、うあ゛ーん!あんまりだ!」
「俺はお前にホモにされたんだ!きっちり落とし前つけろ!」
「…は、あ?」
「っくそ、…最初っからやり直しだ。おい、お前もっかい俺に告白しろ」
「!?…い、意味がわからない…」
「いいから早くしろ!」
「…」
「言え。いや頼む、言ってくれ。勝手なのはわかってる、でも、頼む。…お前、まだ俺が好きか?」
「…なんだよ訳わかんないし、わけわかんないけど、す、きです。おれ、あんたのこと、すきだ、」
「うん、俺も好き」
*
みたいな左近乱はないのか。あっても良いのに。
乱太郎の一人称が私でも僕でもなく俺ってゆう…
管理人だけが楽しいシステム…
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