クロ＋ラグ→マカ

ラグナロクはその刀身を唸らせクロナと魂を共鳴させた
耳を劈くような音の波に身を委ねるように、クロナの魂はふつふつと怒気を滲ませている
それでも腕に抱いた細く頼りない体に触れる手はどこまでも優しいのだ
ラグナロクにとってそれは理解出来ない事であったがクロナの怒りに呼応するように自らを成形させている黒血がグラグラと音を立てて煮えている気がした。

後悔しな
お前は俺達のグレーゾーンに触れたんだ

あれ？今『俺達』って言ったか？

まあ

いいか。